リハーサルは色違いの靴下で
三回行われるリハーサルの第一日目。
朝バタバタで豊洲のホールへ向かい、楽屋で柔軟体操を始めたら、
左右の靴下の色が違うことに気づく。
…ハズカシイ!
舞台に立ち、歌ってみる。
響きは上々、風邪で歌えなかったこの二週間、イメージトレーニングのみで凌いだ。
(刑務所に7年間入っていたバイオリニストは、ひたすらイメトレしたおかけで出所直後から思い通りに弾けたそうだ)
本日の課題は、「自分で全部やろうとしないこと」
一人で歌うのではなく、もっとピアニストを信頼して、ピアノに助けてもらう、ということ。
それが、アンサンブル。
体をピアノに預けて、ピアノと揺れてみる。
そうするとピアニストの感情が間近に感じられ、一緒に演奏する楽しさが出てくる。
とても自然な音楽になる。
聴いている人だってその方が楽しいのだ。
終了後は、出演者たちと食事を取りながら、あーでもないこーでもないと音楽話ができる幸せタイム。。
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